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東京

東京へ来た時、広島弁を使うのをやめた。
なんだかいやに馴れ馴れしく話しかけるようで違和感があった
標準語でしゃべる人間に初めて出会った
本当にドラマの中みたいなしゃべり方をする人がいるんだと知った

東京に来て「私」というようになった
友人の結婚式で広島に帰った時にみんなにひやかされた
「東京もんになってしもうたんか。」
広島弁を使おうと思ってももう使えなくなっていた

広島にいた頃、朝市民球場の前を通ると
ホームレスのおっさんたちが集まって丸めた新聞紙で野球をしていた
夜市民球場の横を通ると
アナウンスが流れ、メガホンと歓声が聞こえて
空いっぱいに照明が広がってまるで竜宮城みたいだった

代官山で働いていた時井の頭線の始発で通っていた
春になると新人研修が始まって電車が信じられないくらい揺れた
同じ車両に同じメンバーが座っていてきっとみんな同じ気持ちだった

ヨドバシがまだ三越だった頃、その中にあったパン屋で働いていた
ある年のクリスマス、たくさんの食パンを買っておじいさんが言った
僕は今から四国へ引っ越すんだ、ここのパンももう食べおさめだね。
とってもおいしいからおみやげにするんだ。
私は笑顔でパンを渡し、おじいさんは振り返って「メリークリスマス」と言った




東京のみなさんいままでありがとう



百式 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

キャプテンが舞い降りる

   


2010年7月1日より
東京ディズニーランドでキャプテンE.Oが復活します


やってくれるぜネズミチャン!

ジャンプではゴンちゃんが大変なことになってるけど

世界はとても素晴らしく素敵に満ちている



東京にいたら年間パス買ってるとこだったわ











MICHAEL JACKSON | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

世界は美しい


あたらしいともだちができて

すこし世界がかわってみえる



世界は美しいぜ




午前5時はこんなきぶん

















15歳で家出して彼女は彼に出会ったのさ
ギターケースに座り クリーム色のバスを待ってたとき
夜はきれいな星をたくさん手に入れてる
神様はちいさな鍵を探してる最中
おとなたちはきっとみんな狂っているのだろう
とおくのほうで雷が光るのがみえたよ
夜がこわいのなら心をひらいて
全てを壊してあげるから君のために

ソーダ水の粒のようにたのしそうな日々は流れる

ビードロのジャケットを着た浮浪者がやってきて
きれいな湖への道をたずねられたとき
ぼくは彼に煙草をすすめたのだけれど
口がないから吸えないって彼はいう
夏の光はきれい彼女はその中であそびたがる
妖精の話を聞くのがとても好きで
やがて太陽が沈み沈黙が訪れ
赤いリンゴをふたりでかじってる

ソーダ水の粒のようにたのしそうな日々は流れる


いつか今のことが懐かしくかんじるのかもしれないね
ぼくの大好きなレコードにゆっくりと針がおりていく

ソーダ水の粒のようにたのしそうな日々は流れる

かつて人はみんな無邪気なこどもだったよ

MUSIC | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

自分を考えようと思う

 私の生まれた町はとても小さな田舎町だ。

小さなころ、近所のデパートが夏の間土曜日だけ長くあいていて、
金魚すくいやお化け屋敷が開いていた。
土曜夜市は私にとって遊園地のような、とても素晴らしくきらめいていた。
夜に出かけるドキドキは私にとってとても刺激的だった。

町にはマックなどもちろんなく、ゲームセンターもなく、
学生が立ち寄れるような場所はほとんどなかった。
本屋だけが私にとってのワンダーランドだった。
18まで、8時以降家から外出したことはほとんどなかった。

「あんたは本当に何も欲しがらない子ね」

母親がいうその言葉は私にとって褒め言葉だった。

「手のかからない子ね」

そう言われるととても嬉しい気持ちになった。

自ら欲するということはすべて親の力を借りなければいけなかった。
小遣いはもちろん、本屋へ行くこと、どこかへ出かけること、買い物へ行くこと、
自分の力ではどうすることもできないようなそんな気がしていたのだ。
どこに行くか告げずに家を出るのが難しい
誰とどこへ行くのかを言わずに出かけることができなかった


欲しがることは卑しいことだと思っていた。

何事にも興味がない、というスタイルをとることが素晴らしいと思っていた。

なにを言われても「別に…」と窓の外を眺める、それこそが至高と思っていた。


それは私の体の奥深くまで染み込んでいて、
今でも私は一番欲しいものを買うことができない

ちいさな町ごと監禁されていた
そういう感覚なのかもしれない
欲しがっても手に入らない事は気付いていた
欲しがらないことは当たり前で、
「欲しがる」という行為を思い描くことさえできなかった
そういう発想がなかったのだ

ちいさな町でも何かを得ることはできる

でも、その発想すらなかったのだ

そのことに気づいてああ、と小さな声をあげた










百式 | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

お国柄

静止芸でおなじみJAM
毎回おんなじ…でも少しずつ違うんですよ
ロシアではサングラス吹っ飛ばしたマイコ
さあこれはどこの国でのJAMでしょうか?




















正解は・・・・



アルゼンチンでした〜


オ〜レ〜 オレオレオレ〜  マイコ〜 マイコ〜♪



おかげで最長2分半静止。マイコがんばった。

















MICHAEL JACKSON | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

happy wedding

 これやりたい。





1分あたりから。
みんなたのしそう。


あちゃふ〜








マイコーと仲間たち | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

本気ってすばらしい

 素晴らしきクオリティ。

こころうたれました。
















動画 その他 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

4月14日 チョコレートの匂いの台所

 毎日を無駄に暮らしている。

何かしなければと思って合羽橋まで行ってケーキ型を買ってくる。

さっそくブラウニーを焼いている。



部屋いっぱいにチョコレートの甘い匂い。
午後の日差しが薄暗い畳の部屋でこれを書いている。

こういう日々も悪くはないだろう
昨日電話で話した憂鬱な友人は
「しあわせは愛しい人がそばにいることそれだけでうまれるのだ」
と憂鬱そうな重い声で、しかしはっきりと言っていた
彼の憂鬱はもはや絶望のラインに踏み込んでいて
私はひたすらに相槌をうつばかり


これからどうやって生きようか
夜に湧いてくるどうしようもないことばたちは朝になれば綺麗に消える
そういうふうにできているんだ
太陽の光を浴びればなんだかたのしい気分にもなる

感情なんて自分でコントロールできる範囲のものなんだから

大した問題ではないのだ


 







協力願い:
島根に持って帰る音楽、本、雑誌、映画などを集めています
とても狭い世界に暮らしていると、まるで監禁されたかのように
外の世界とつながっていることさえ忘れてしまうのです
そうやって育った若者たちに少しでも多くの世界に連れて行ってあげたいと
そう思っているのです
「ほら、世の中にはこんな素敵なものもあるんだよ」と
砂浜に落ちている奇麗なガラス片のように
この世界にある素敵なものを見せてあげられたらと思っています

街でふと耳にした音楽、
店に入ってたまたま見かけた映画のポスター、
友達から誘われていったライブ、

そういったものが全くないとしたら、
仮にそういったものがあったとしたら、
生き方やものの見方も変わっていくのかもしれない

もしこのページをご覧になった方、
ちいさなものでも構いません

あなたの好きな本、音楽、映画、何でも良いので
教えてもらえませんか?



ちいさな種でも旅に出れる
きっとすてきな花が咲きます





百式 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

4月10日 たまんねーな

 東京の解放感に感動したのはつい一日足らずで
たまらない孤独と孤独となんというか
たまんねーよ全く

この土地に立っているだけで何のこともない
どこの誰ともつながっていないこの切れっぱしのようなこのかんじ
たまんねーなまったくよ

好きなものだけを選んで生きていけばいいけど
好きなものさえどこぞの誰かに決められている
偏った食生活はいけないのに
偏った生活は何ともまあ素敵だということなのか

自分というものがなんだというのか
どうして人というものは自分をこんなにも信じて生きていけるものなのか
自分のことばで誰かが傷つくとか
どうしてそこまで自分のことばが人に届くと思えるのか
わかんねーな

自分の何かで世界のちっぽけな何かが変わるなんて


春は過ぎ生温かい季節に変わる
なにをしたって大事なところには手が届かない
君は一体どうだっていうんだい


こんな日は大きな声で歌ってみてもして
風を切るスピードでかっさらうつもりで
こんな日は青い珊瑚礁なんかをおおきな声でうたったりして
うんまあそんなかんじの自分は嫌いじゃない
そんなかんじの自分は好きだ









百式 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

4月9日の夢

 コンビニに歩いていると、自転車の部品が道いっぱいに落ちている。
色とりどりの車輪。

さらに歩いていくとワゴン車らしき車が事故を起こしている。
かなり豪快に突っ込んだようでブレーキ痕が長く続いている。

車の下には人らしきものがミンチ状になって潰れている。
指が吹き飛んだ手の周りには赤い内臓らしき肉片が散乱している。

人の周りに男たちが集まって心音を聞いたりしているが、
「生きているわけないだろうに…」と思いながら
あまり直視しないようにしようと足早に立ち去る。

コンビニの中で、早く片付かないかなあと待っている。




目が覚めると、バッティングセンターの神様が電子レンジを引き取りに来ていた。

あまり怖い感じのしない夢だった。







そのあとだらだらと昼まで眠った。
実家ではこういうわけにはいかないのだ。






パン屋で仕事をしている。
最後のパンを仕込むのに、モルトという黒くてとろりとした液が足りない。
このパンは必ず作らなければいけないパンなのだ。
私はおつかいに出かけて走る。

モルトを手に入れて、店に向かって帰ろうとすると
川が氾濫し道は泥水にのみ込まれている。

あわてて神社の高台に逃げ込むと
バッティングセンターの仲間たちがいてしばし談笑。

時間も遅くなり進もうとするがなかなか進まない。
一生懸命走るが思うように前に進まない。

途中高校のバレー部の後輩に出くわす。
「エイコちゃんは自業自得だって怒ってたけど、先輩がんばってね」
みたいなことを言われた。

必死で走っているのは故郷の街並みだった。
家からさんのあデパートへ向かう川沿いの道。


あまりの恐怖に息がつまるほどだった。






家にいる間は夢を見なかった。










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