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茄子

 黒田硫黄の短編集的な連載漫画。

『茄子』






なんてことない話ばかりなんだが、
黒田独特の間の取り方やセリフに
後からじわじわくる漫画です。


ずいぶん前だけど「アンダルシアの夏」っていう自転車アニメにもなりました。

必要以上に説明しないシンプルで奥の深い漫画を描きます。



「一年あれば母親にだってなれるんだ
 なんでもできるさ」

っていう台詞を思い出してふと読みたくなった。
引越しの際に持ち去られてしまいました。

志村貴子の青い花と交換希望です。
宜しく。
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山下達郎



どんなに淋しい夜もやさしい声が聞こえる
滲んだ瞳の中でちいさな未来がうまれる
心よ 目を覚ませ
見果てぬ夢を数えながら

もうすぐ
夜明けが来る







爆音で聞くとかき消されている低音が響いて気持ちいいです。
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日本橋ヨヲコ

 日本橋ヨヲコ
この人の描く漫画は実に人間臭い。
たぶん自分の人間性が駄々漏れなんだろう。

日本橋ヨヲコの大傑作
「G戦場ヘブンズドア」
いわゆる漫画家漫画。
天才的な漫画の才能を持つ鉄男と
大物漫画家を父に持つ、小説家志望の町蔵の物語。






全3巻。漫画としては短い物語だけど、
濃く熱い物語。





漫画に対する姿勢がまっ正面から語られるひとコマ。
漫画家漫画の中でも最高傑作だと思う。

読むと毎回号泣。
心が震える。



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黒田硫黄をあいしている

 こんばんは百式です。

漫画界には天才はたくさんおりますが
この人は本当に天才です。

最近ではセクシーボイスアンドロボがドラマ化されたり
茄子に収録されているアンダルシアの夏がアニメ化されたり
評価が高まっている黒田硫黄。

百式が初めて黒田硫黄の漫画を読んだのは
「COMIC CUE」の手塚治虫トリビュート

黒田硫黄「メトロポリス」
 


衝撃的でした。
コマ割り、キャラの表情、ダイナミックな画面、粋なセリフ。
完全に原作を食ってしまっていました。

「この街は
 ロボットは地下へ
 野球は競技場へ
 ビルの谷間へおし込めて大事なことを忘れてる

 野球はな 見るもんじゃないやるもんだ」


例えば親との会話の間に漂う何とも言い表せない微妙な雰囲気とか
そういった種類の
みんなが共有してるけど言い表せないものを
表現することに黒田は成功していると思う。




「月のみなさんお招きありがとう
 おやここからだと地球はさかさまですね!」



これもお気に入りのシーン
「あさがお」
よしもとよしとも原作による合作。
キチガイと呼ばれるヨシキくんと小学生さっちゃんの物語。
月に行く約束をしたヨシキくん

月へ行く場面、どんなふうに描くか想像しよう。
黒田はどう描いたか…是非確認してみよう。


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山本直樹

 お久しぶりです百式です。
私は山本直樹が好きです。


この人の漫画は本当にエロい。
だけどいやらしいのとは少し違う。
体温があるようで、感触がないようで、表情がないようで、日常の時間が流れているようで、
なんとも不思議な漫画を書く作家。

若かりし頃、BLUEという漫画に出会い痺れました。
逃避行に行こうと告白する少年の後ろで流れる
みちのくひとり旅がやけに印象的で、
この人の漫画を読むと、
時空の隙間に落っこちたような
なんともいえないふわふわした気分になるのです。

「BLUE」


この一巻に収録されている「夕方のおともだち」は、
山本の仕事の中でも珠玉のものです。

常人ならざるM気質の男の物語ですが、
尻をおろし金ですりおろしたところにタバスコをかけたり
金属バットで殴り倒したり、
「血を抜かなきゃ」と
勃起した性器に剃刀を当てたり
それはもう壮絶なお仕置きが繰り広げられるわけですが、
それと同時にありきたりな毎日の時間が流れていて、
登場人物たちは淡々と生活していて、
非日常と日常の境目はないその感じが
少しの恐怖と安らぎを与えてくれるのです。





この人と冨樫は少し似ているなあ
と、かねてから思っていたのですが、
インタビュー記事を読んで、
妙に納得できました。
  

山本直樹インタビュー
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光のパンジーがなにやら凄すぎる

光のパンジーという漫画をごぞんぞですか?
 
少女時代、りぼんでもなかよしでもなく、ぴょんぴょんで大人の階段のぼった百式です。
今思えば、なぜぴょんぴょんだったのか、全くわかりません。

今は亡きぴょんぴょん。
あさりちゃん、パンクポンク、みい子など微妙なラインナップの中に、
光のパンジーはありました。

ざっくり言うと、チンパンジーに育てられた女の子の話です。

これがかなり衝撃的な漫画で、
幼いころの記憶があまりない百式の脳裏にがっつり張り付いているのです。

あらすじはほとんど覚えていないんですが、
ここに書くにあたって調べてみると、
想像以上にものすごいんです。

ヤフオクで1〜9巻セットが20000円!!!
しかも全11巻なのに。

暇な人はあらすじをどうぞ。。
 
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篠原千絵の評価が低い理由

 篠原千絵という漫画家をごぞんぞですか?
少女コミックを中心に20年以上も連載を持ち続けている作家です。
 

代表作の、 闇のパープルアイを読んだのは百式、中学生の頃でした。

15歳の少女倫子は、ある日自分の能力に目覚めます。
それは豹に変身するというものでした。
しかし彼女はそれ故、生物教師の曽根崎に追われることになります。
彼女の父親は科学者で、かつて変身人間の実在を説いて
学界から追放されていました。
父の無念を晴らすため、曽根崎は変身人間を捕えることに執念を燃やしていたのです。。。

まあ、こんな感じで冒頭進んでいきます。

しかし、1巻のラスト衝撃の展開を篠原はやってのけます。

曽根崎に追われ、倫子と妹の舞は屋敷に追い詰められます。
変身をコントロールできない倫子に、
感情の爆発を利用して変身させようとする曽根崎は、

舞を目の前で番犬に食い殺させます。。

・・・・
この甘くない展開、悲しいほど無慈悲に話は進んでいくのです。

篠原千絵の漫画には、
なんともいえない生々しい恐怖が込められていて、
日常の近くにある、人の残酷さや、無関心さが張り付いていて、
読んでいてぞくっとするのです。

例えて言うなら、
背後から首筋にふうっと生温かい息を吹きかけられるような恐怖。

篠原千絵は
闇のパープルアイ  海の闇、月の影  蒼の封印  天は赤い河のほとり
とまあ、代表作をたくさん持っているにも関わらず、どうしてこんなに評価が低いのか?
 
それは思うに、少女コミック特有のエロシーンに問題があるのでは。
あれさえなければ、、、、
残念な気持ちになるのです。


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